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2006.09.23

本「白い巨塔」

「白い巨塔」をいまさらながら読みました。

元々、山崎豊子はかなり好きなんですが、白い巨塔は未読でした。

山崎豊子が書く本は、他のものも合わせて、取材力がすごく、ドキュメンタリー然です。

残留孤児、労働者組合、飛行機事故、ブラジル移民、そんで、大学病院。医療裁判。

(私に元々そんなに知識がないので、真実に近いかどうかは不明ですが...)

でも、本当に好きな部分は、人物像。

自己中心的な人が出てくる。でも、そうじゃない人もいて、本当に徳というか心のある人もいて...

当然、あたしも後者の人に心を傾けて読むんですが、背景や状況において、前者を完全否定できないんじゃないかと...

白い巨塔では、特に顕著で「財前」と「里見」がそうですね。

周りから見れば、成功している「財前」と、うまく生きていないように見える「里見」がいるわけですが。本当の底の底で「里見」を前にして、苦しんでる「財前」がいるわけですよ。

ここが、もう。かなり、ぐっ。と来ます。

教授戦も医療裁判も面白いのですが、やはりこの二人の生き様が。

「里見」の裁判への姿勢と、「財前」の志半ばで、断ち切られ、最後に信用しているのは「里見」なんだって部分で、泣けます。

後、大河内教授もかなり好き。

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