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2010.11.12

本【1Q84】

1Q84 BOOK 1 Book 1Q84 BOOK 1

著者:村上 春樹
販売元:新潮社
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いわずと知れた超のつくベストセラー。

青豆(女性の名前)と天吾っていう二人の視点からお話が進んでいく。ひとつの世界(1Q84)で、別々の場所でありながら、一つのことに向かって。
背景として、コミューンを元に発した新興宗教があり。

 

村上春樹は好きな作家の一人だけど、人には勧めない。

どこがいいか聞かれたら困るから。(w

理にかなっていなかったり、余分な比喩があったり、聖描写が多かったりとまぁ、突っ込まれれば、一読者(末端)のあたしには答えられない。

何かの象徴だったりもするらしいけど、よくわかんない。
でも、面白いって感じるんだし、まぁいいか。

 

 

 

で、命題の1Q84だが・・・。
がっかりだった。 

元々、村上春樹を読む時は、御伽噺を読むように、読む。
背景とか理屈とかすっ飛ばされてるんだけど、それはそれとして読んでる。
でも、どこか遠い奥のほうでテーマがあって、そこへつながっていく感じがいつもしてたし、表現が面白かったりしたけど・・・。

 

1巻はまだよかった。何ならいつもより読みやすくて、それでいて面白かった。
でも、2巻からは、全てがちぐはぐに感じる。。

青豆と天吾の再会と「さきがけ」に関するはなしが重ならない。
宗教の背景の必要性が感じられない。
青豆と天吾がお互いを求めてる理由に不幸な背景があるのも納得が出来ない。

前作以前なら、動機があるんだかないんだかで、主人公は行動するくせに今回は、さきがけのリーダの暗殺とか再会への望みとかに、微妙に倫理観があって、それが微妙。
(倫理観がダメなのではなく、この微妙な表現がかえってイラッと。)

そのくせ、牛河のオチへの倫理観は?

 

まぁ。村上作品ではワースト側やなぁ。
つか、近年の作は、あんまり好きではないので、好みの問題で多分駄作とかではないんだろうなぁ。

近年作でも「神の子どもたちはみな踊る」は好きだし、古いのは再読でも面白いと感じるので私の嗜好の変化ではないと思う。

 

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