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2011.11.09

本【ルー=ガルー 忌避すべき狼】

分冊文庫版 ルー=ガルー《忌避すべき狼》(上) (講談社文庫) Book 分冊文庫版 ルー=ガルー《忌避すべき狼》(上) (講談社文庫)

著者:京極 夏彦
販売元:講談社
発売日:2011/09/15
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京極夏彦なので買ってみた。

百鬼夜行シリーズと違って未来のお話。主人公は、14・5歳の女の子たち。

 

 

うーん。いまいちだった。

京極節は、相変わらずで、「異常者についての線引き」「殺人をしてはいけない理由」「未登録住民が本当に自由なのか」とか、都度都度論じまくり。いつもどおり、感情論ではなく、理詰め理詰め。

百鬼夜行では、もちろんこれを京極堂×関口がグダグダと何ページもするんだけど、うっさい(笑)と思いつつ、京極堂(主な謎解き役)のキャラ付けに役立つ。

これがあるので、得意の憑物落しに箔が付くしね。

なんだけど、ルーガルーでは、それを、女の子たちや、教師がしてて、鼻に付く。
がたがたウッセーや。

 

世界観も未来に設定されたので思い描きづらいし、特異な設定にしすぎて、説明臭くて読むのが面倒になる。

正直、途中まで、一軒家なのか、未来像としてステレオタイプ的な(フィフスエレメントみたいな)住居なのかもわからなかった。

 

キャラクターも魅力的ではないし、殺人動機も使い古された感じだし。

 

百鬼夜行のような、人の心の闇を覗くような後ろぐらい感じも無ければ、
それを暴いて「ただのばかで変態何でしょ(曲解?)」っていう現実にいっきに戻す爽快感も無い。

 

力量はさすがなので、退屈はしないけど・・・。
残念でした。

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